声優学校・養成所情報

声優の年収とランク制

声優の年収は、「平均ホニャララ万円」というような数字では表すことが難しい職業です。

参考になる資料として、日本俳優連合(日俳連)の「外画動画出演実務運用表」というものがあります。

これは、アニメや洋画の仕事における声優の報酬基準を規定したもので、声優の実力や実績などに応じて「ランク」が設定されています。
ランクは、30分番組を基準に15,000円から45,000円、上限なしのノーランクというものがあり、毎年4月1日に更新されています。

新人規定を参考にすると・・・
“新人の報酬は、1本の出演に対し 15,000 円とし、時間割り増し、目的利用料は付かないことを原則とする。”
とあるように、仮に週1回アニメ番組のレギュラーがあったとしても、ひと月の収入は6万円ほどです。新人声優の場合は、アルバイトなどの収入で補うことが多いようです。

また、(少し過去の話になりますが)、永井一郎さんによる雑誌のレポートで「磯野波平ただいま年収164万円」というのが話題になりました。※詳しくは「日本俳優連合30年史」をご参照ください。
これらを参考に考えても、民間企業の平均年収(約400万円)と同程度の額を安定的に得るには、相当のキャリアやスキルが求められる業界だといえます。

年収1,000万円クラスもいる!?

現在のように声優の活躍の場が広がり、マルチな才能を持つ人であれば、年収数千万円を稼ぐのも可能だといわれています。
まず、CMやナレーションの仕事には、出演料の規定がないので、制作予算の中で報酬が支払われます。また、タレント活動やCD・本の印税などで収入がアップする人気声優もいます。
仕事の幅やスキルの高さによって、年収はピンキリなのかもしれません。

声優は個人事業主。給料は“ナシ”

声優として活動するために、プロダクションへ所属する人は多いですが、「所属=就職(社員)」ではありません。
そのため、給料(給与)や賃金という概念はなく、声優は「個人事業主」であり、「報酬」が収入になります。
また、プロダクションと所属契約を結び、営業やスケジュールなどのマネジメントをしてもらう場合、仕事の報酬から2~3割程度の手数料をプロダクションへ支払うことが一般的です。


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