声優学校・養成所情報

声優の主な仕事内容

声優の仕事といえば、アニメの吹き替えがもっともイメージしやすいかもしれませんが、実際にはテレビ番組のナレーションやゲームのキャラクター、音楽活動など、“声の仕事”はさまざまなジャンルに広がっています。

声優の仕事は“声で演じること”がメインです。
しかし、近年はタレントやアーティストのようにテレビ番組やライブ・イベント等へ出演したり、本や写真集の出版など、マルチな才能を活かして仕事の幅を広げる声優も増えてきました。

ここでは声優の主な仕事とその内容をご紹介します。

アニメのアフレコ

アニメのキャラクターなどに声を吹き込む仕事。
声優の代表的な活躍の場でもあり、キャラクターに命を吹き込む大事な役割。映像の動きやタイミングに合わせる技術力が必須。演技力・表現力はもちろん、アニメのキャラクターイメージに合うこともキャスティングのポイントになる。
「ガヤ」といわれる雑踏やざわめきなどの役割を出演者全員で担うことも多い。アフレコとは、アフターレコーディングの略。

外画の吹き替え(アテレコ)

洋画や海外ドラマに声を当てる仕事。
俳優の口の動き(口パク)にセリフを合わせる高い技術力が求められる。1960~1970年代に起きた第一次声優ブームは、外画吹き替え分野が中心だった。
吹き替えのことをアテレコ、音入れとも呼ぶことがある。外画(がいが)とは、外国で制作された実写映像(映画、ドラマなど)のことを広く指す。

ナレーション

テレビのドキュメント映像やバラエティ、ニュース番組をはじめ、CMや教材などに解説をつける仕事。
番組内容やジャンル、制作の意図によって求められる話し方、語り口が異なるため、読解力や技術力を臨機応変に使いこなす能力が必要。演技をするわけではないので、正確にわかりやすく物事を伝えることが大切で、基本的な発声や表現方法を身につけていなければならない。
ナレーション、ナレーターを「NA」と略すこともある。

ゲームのアテレコ

ゲームのキャラクターに声を吹き込む仕事。
近年発展したコンピュータゲーム(テレビゲーム、パソコンゲームなど)により、声優の活躍する場が増えた。人気ゲームは、アニメや映画などの他のメディアへも広がるため、ブレイクするきっかけとなることもある。アニメや外画と異なり、ひとりで収録(=オンリー録り)を行うことが多い。分厚い台本のセリフをまとめて収録するため、体力的にハードだといわれている。

ドラマCD/ラジオドラマ

音声だけで収録されるドラマのキャラクターを演じる仕事。
映像がなく、音だけでイメージを伝えることが求められるので、声優の表現力・演技力が最も問われる。近年は、人気のあるアニメやゲーム等のサブストーリーとして書き下ろされたものや小説を原作に脚本化された作品などが多数発売されている。

ボイスオーバー

ニュースやドキュメンタリー番組などで、外国人の声を生かしながら、同時翻訳的に日本語の声をかぶらせる仕事。
政治家や事件関係者、学者、役者などリアルな人物に声を当てるので、番組や映像のタイプに合わせた自然な語り口が要求される。近年は海外の通販番組のボイスオーバーも多い。
voice over→「VO」と略されることがある。

アナウンス

お店や企業、公共の場などで流れる案内放送の仕事。
ナレーションと同じように情報をわかりやすく、正しく伝えることが求められる。
ゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)の16駅で構内案内図や清算所などの音声アナウンスに16人の声優が起用されたことは有名。

歌手・音楽活動

アーティスト活動とほぼ同じ内容の仕事。
アニメのキャラクターとして、その主題歌や挿入歌を歌い、CD発売、ライブイベントなどの活動をする声優が増えてきている。人気声優になると、アニメとは関係なく本人名義の楽曲を発表し、コンサート活動を積極的に行うこともある。

ラジオパーソナリティ

ラジオ番組の司会進行をする仕事。
キャラクターを演じるわけではなく、声優本人の魅力を発揮させる場になる。番組を進行する技術に加え、フリートークがこなせる一般常識や話術が必要。近年はインターネットラジオ・ウェブラジオの番組を持つ声優も少なくない。

その他

アニメやゲーム関連企業が主催するイベントや展示会への出演をはじめ、声の仕事以外にテレビ番組出演、雑誌の取材、写真集やカレンダーの発売など、マルチに活躍する声優も増えている。
また、劇団出身・劇団所属の声優は、演技のスキルを武器に舞台公演の仕事もこなす。

声優の収入・給料について


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